我が家のキュウリ好き

最近、葉物野菜が高いですね。

カメたちのゴハン代はオットのお財布から出ているものの、レタスが1玉300円に近づいてくると、なんだかゾッとしてしまいます。今は野草が採れるからいいものの、秋・冬になって野草が採れなくなったら…(>ω<､)

そんな心配をしていた矢先、近所のスーパーにお昼ゴハンの材料を買いに行くと、おいしそうなキュウリが売られていました。

そんなに安くもないけど、不格好だけど、太くて、トゲがチクチクしていて、いかにもおいしそうなキュウリ。

「うちにはキュウリ好きがいっぱいいるからな…」

とりあえず5本買いました。

キッチンでゴハンを作っていると、感じる視線。

アルダブラーズが退屈そうに、リビングを覗き込んでいます。

『『…………』』

「？　なんか暇そうだね。おやつでも食べる？」

そう声をかけながら、さっきのキュウリをあげようと洗っていたら、なぜだかオットがやってきて、キュウリをかっさらっていきました。

「おい…」

さっそく、両手にキュウリを持って、テラス組の3匹にあげ始めるオット。

もしや、いつもツマがおやつをあげているのをブログで見ていたオットは、カメたちがツマに餌付けされつつあるので焦っているんでしょうか…。

あまりの張り切りぶりに、邪推してしまいます。

こころちゃんは、キュウリを丸ごと一本、ボリボリとすごい勢いで食べていきます。

暑いから、冷えたキュウリが、みずみずしくておいしいのでしょう。

食べっぷりの豪快さは、猫だって負けていません。

小さな口で、削り取るように食べていきます。

今日はお天気がいいから、ヘルマンズもテラスに出してもらったようです。

丸ごとじゃちょっと食べにくいヘルマンズには、小さく切ってあげます。

でも、ゆっくりゆっくりかじっていると…

食欲旺盛なアルダブラーズに奪われてしまいます。

あぁ…。

そこでオットは、ヘルマンズをリビングに招き入れて、アルダブラーズのいないところで、ゆっくり食べさせることにしたようです。

キュウリも、食べやすいように、もっと小さく削って…

ヘルマンズに振舞います。

音が本調子じゃないので、至れり尽くせりです。

顔中キュウリだらけにして食べるヘルマンズ。

それを見守るリクガメ少年。

まったく…。

そうやってキュウリをカメたちに大盤振る舞いするのは構わないけど、オットもカメたちに負けず劣らずキュウリ好きだということを、ツマは知っているんですからね。

冷蔵庫に、オットの昼食用に、キュウリの最後の1本を取ってあることは、もうしばらく内緒です。

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