ヒマをもてあましたツマとカメたち

2015/09/04 2015/09/06

– 8/31のこと –

30w0dayを迎え、お腹の中の小さな生きものは暴れまわっています。

呼吸の練習と称してしゃっくりをしてみたり、母のお腹をドコドコと蹴り回してみたり、生まれる前から充実した毎日をすごしているようで何よりです。

が、あなたの母は退屈しております。

やらなきゃならないことが山積みでも、なんとなく気分が乗らなかったり、心がヒマをもてあましていることってないですか？

わたしは、たまーに、そんな感じになります。

基本的に気分屋なので、気分が乗っているときのハイテンションは周りが引くほどの激しさですが、気分が乗らないときは廃人のようにドヨーンとしています。

何があったわけでもないのですが、今日はそんな日。

何も手につかず、テキトーに掃除をしたり、ボケーっとテラスを眺めたり。

気分の重さを写したような曇り空の下、カメたちもなんだかドヨーンとしています（たぶん気のせい）。

飲む気もないのに水入れを眺めている野分…。

うつろな目をしてたそがれているこころ…。

スロープを登る気力もなく座り込んでいる猫…。

そうだよねぇ…。

いつものしのし歩きまわっているあんたたちだって、こんな曇りの日は何をする気力も削がれるよねぇ…。

カーペンターズは「雨の日と月曜日はいつも憂鬱」ってうたってるけど、曇りの日だって憂鬱だよねぇ…。

でも、あんたたちは、おやつさえがあれば元気になるよねぇ…。

そんなわけで、おやつをご用意。

今日は果物を切らしていたので、これで勘弁してもらいます。

丸ごとテラスに転がして、カメボーリングをしてみたい気もしたのですが、嫌われるのもいやなので、食べやすいようにちぎってあげることにしました。

案の定、アルダブラーズも、

猫も、

すぐに駆け寄ってきて、もしゃもしゃ食べ始めます。

うれしそうだねぇ。

カメたちが元気になればと思っておやつをあげたんだけど、元気になったらなったで、なんだか憂鬱仲間に裏切られたような、取り残されたような気持ちになります。

ちょっと悔しかったので、目の前にいた猫に積んでみました。

ちぎっては積み…。

猫だけじゃ積みきれなくなったので、野分にも。

ちぎっては積み…。

こころにも積もうと思ったのですが、手が届かなかったので、やめておきました。

キャベツも、芯に近づくにつれ巻きが固くなってきたので、めんどうになって放棄。

こんな日も、あるよね。

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