リクガメたちの朝

いつもよりちょっと早く起きた4/16。

リクガメたちの朝を観察してみました。

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AM 5:10-

朝方のオットの起床は5:30。

夜型のツマの起床は6:00。

外が明るくなるのが早いこの時期、我が家で一番早起きなのは野分です。

カーテンを開けると、すでにスタンバッています。

「おはよう、野分。今日もはやいね」

『……』

物言わぬつぶらな瞳がこちらの動きを追ってくるのを横目に、カメ部屋を覗いてみると、ドタバタと暴れまわっているコたちが…

フクロモモンガの花ちゃん、いがぐり、大福。

彼女たちは早起きなのではなく、徹夜明け。

カメ部屋の照明が点く6:00までは、絶賛活動中です。

「大福ちん、調子はどーよ？」

『……』

ツマが現れたことにより、より一層激しく暴れまわるモモンガーズを一匹ずつ捕まえて、強引にヨシヨシと撫で回します。

夜型のツマは、いつも寝る前に餌をあげたりスキンシップをとったりしているのですが、たまには朝のスキンシップもよいものです。

だいたい迷惑そうな顔をされますが、かわいすぎるモモンガーズが悪いのです(*´ε`*)

AM 5:20-

まだスタンバッている野分。

朝ゴハンまで、まだまだ時間があるのになぁ。

ツマの気配に気付いてか、こころも起きてきました。

そして二人は連れ立って、朝の散歩に出かけます。

「散歩と言うには、距離が短すぎやしないかい？」

『『……』』

AM 7:00-

朝のプチ仕事を終えたオットがやってきて、お待ちかねの朝ゴハンの時間です。

今日のメニューは、オット＆ツマが前日採ってきた野草です。

カラスノエンドウ、ホトケノザ、タンポポ、クローバーと盛りだくさん。

ここに、時々、冷蔵庫の中のちょっと古くなった野菜や、前日夕食を作った時に残った野菜の硬い部分やヘタや皮が入ります。生ゴミが半減してツマは大助かり。

野菜の方が、野草よりも甘いことが多いので、カメたちも喜んでくれます。

オットはちょっとフクザツそうです。

ゴハンの気配に気づいて、猫も起きてきました。

猫の名誉のために一言書いておくと、猫の場合、起きてくるのが遅くても、朝寝坊ってわけじゃありません。

猫はあたたかいのが好きなので、外が十分あたたかくなるまでは、ゴハンでもない限りカメ小屋に引きこもっているんです。

アルダブラーズとケヅメの違い、といったところでしょうか。

そもそも生息地が違いますしね。

テラスの住人、みんなそろって朝ごはんです。

よいものです。

AM 8:30-

朝ゴハン開始から1時間半。

大きいコたちの食事はまだ続いていますが…

猫は体が小さい分、早くお腹が満たされるのか、早々に離脱。

気持ちよさそうに、ひなたぼっこを始めます。

AM 9:00-

朝ゴハン開始から2時間。

お腹が満たされたこころが、ひなたぼっこに加わります。

AM 9:10-

こころに遅れること10分。

お腹が満たされたのか、寂しくなったのか、野分もひなたぼっこに加わります。

すると、それを待っていたかのように、猫が戻ってきて…

残った野草をのんびり食べ始めます。

体が十分あったまったからやってきたのか、でかいアルダブラーズがいなくなって静かになるのを待っていたのか、真意はわかりません。

AM 9:30-

もしかして仲が悪いのかと思いきや、食事を終えた猫は、いつのまにかひなたぼっこに戻っていました。

みんな、いつも、だいたいテラスの角っこに集まっています。

「方向転換」とか「サービス精神」といった言葉を知らないのか、角っこに向かっていって、そのまま座り込んでしまうカメたち。

だから日中、リビングから見えるのは、みんなのおしりばかり。

がっかりするような。

おかしいような。

そんな朝です。

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