【ガラパゴス旅行記】3日目-2 サン・クリストバル島
【三日目】2/1 Sat.
朝食@ホテル
8:10- キト空港発(所要:3時間30分)
10:40- サン・クリストバル空港着
13:30- 昼食@船内
15:30- サン・クリストバル島プンタピットへ
ウェルカムパーティー
夕食@船内
———-
ランチを終えてデッキに出ると、グンカンドリが並走していました。
飛行に特化したため、海にもぐって魚を捕ることができないので、他の鳥から獲物を横取りするそうです。なんだか姑息ですが、大きくてかっこいい、空飛ぶ海賊です。
サン・クリストバル島上陸
午後は、再びサン・クリストバル島に上陸します。
乗客は10名程度のチームに分かれ、それぞれに”ナチュラリスト・ガイド”と呼ばれる公認ガイドさんが付いて、いろいろと説明してくれます。
全体の97%が国立公園に指定され、エコツアー発祥の地でありモデルケースともなっているガラパゴス諸島。居住地を含む3%のなかの、上陸して歩くことのできる1%の地点は、ナチュラリスト・ガイドと呼ばれる公認ガイドと同行することが義務づけられている。
訪問客がガラパゴスの上陸ポイントを歩く場合は、ナチュラリスト・ガイド1人と16人以下のグループで行動することが義務づけられている。ガイドは資格をもつエクアドル人に限られ、ライセンスは国立公園管理局の試験に合格した者が取得できる。
各チームには、ガラパゴスの生き物の名前が付けられます。
今回のツアー参加者+添乗員さんの10名は、チーム”アルバトロス”。
なんだかかっこいい響きだけど、アルバトロスはアホウドリのこと。チーム”あほうどり”って言うと、なんだか気が抜けます;
チームあほうどりの担当ナチュラリスト・ガイドは、笑顔がステキな女性、ヴィッキーさんです。
初めてのランディング
再びライフジャケットを装着し、サンタクルス号からチームごとにゴムボートに乗り込みます。
ランディング(上陸)の方法は二種類。
・ウェットランディング
砂浜に上陸します。ヒザまで水に浸かることもあるので、ビーチサンダルが必要です。
・ドライランディング
ゴムボートに乗り込み、桟橋や岩場に上陸します。濡れないので、靴のままでOK。
もちろん、ドライランディングのほうが難易度が低いのですが、今回は初めてだというのにウェットランディング。
波の動きや船の揺れのタイミングを見て、すばやくゴムボートを降りないといけませんが、マダムの一人は全身ずぶぬれになってしまいました。
それでもなんとか全員が上陸。
沖に停泊するサンタクルス号の姿が、なんだか心強いです。
砂浜にはアシカの群れが!!!
すごいけど、いっぱいいるとなんだか怖いです。突然上陸してきた人間をチラチラ気にしていて、時々オスらしきアシカが雄たけびを上げています。
でも、ガラパゴス諸島では、上陸できるポイントが約70箇所、ダイビングスポットが約80箇所と決まっているので、彼らがこの砂浜を縄張りにしているのなら、意外と見慣れた光景なのかもしれません。
規定で、近づいたり触ったりしちゃいけないことになっているのも、彼らが強く警戒しない理由なのかも。
ツマ、ヨウガントカゲのトリコになる
さぁ、いよいよ、ナチュラリスト・ガイドのヴィッキーさんとIさんの説明を聞きながら、サン・クリストバル島の散策開始です。
散策では、自然保護のため、”トレイル”と呼ばれる、あらかじめ決められた道・場所を歩かなければいけません。
が、5分も歩かないうちに、かわいいトカゲが!!!
ヨウガントカゲというそうです。
ジーッと見つめていると、威嚇のために腕立て伏せを始めます。
かわいすぎる!
お持ち帰りしたい!!!
発見するたびにツマがかじりつくように見ているので、オット&ツマは、チームあほうどりの最後尾が定位置に…。
サン・クリストバル島は山登り
このサン・クリストバル島、やたらと傾斜のある道が続きます。
道と言っても、もちろん舗装された道ではないので、なかなかタイヘンです。
アカアシカツオドリ発見!
途中、今回のガラパゴス旅行で会いたかった、三種のカツオドリの内の一種、アカアシカツオドリに会うことができました(ちなみに、残りの二種は、アオアシカツオドリとナスカカツオドリ)。
「やったぁ!」と喜んでいたら、足元の崖の下にもアカアシカツオドリが!
さらに、アカアシカツオドリの巣にツガイを発見! 名前の由来となっている足の赤さも鮮やかですが、顔の青さも鮮やか。どうしてこんな色になってしまったんでしょうか…。
セスビウムのある景色
夕方、トレイルのUターンポイントに到着。
一面のセスビウムが、夕日を受けて宝石みたいに透き通っていました。海の青との色の対比が、とってもキレイです。
しっかりと目に焼き付けて、下山です。
帰りは、あまりヨウガントカゲがいなかったのと、マダムたちの体力が尽きてきたのもあって、チームあほうどりの先頭グループにまじって歩きました。先頭だと、島の自然について、いろいろ細かい説明が聞けるので別の楽しさがあります。
でもでもでも!
最後にちゃんと、ヨウガントカゲが出てきてくれました。
かーわゆーい!
ウェルカム・パーティー
サンタクルス号に戻って、ちょっと休むと、今度はウェルカムパーティー。
クルーも乗客も、ラウンジに勢ぞろい。
ちなみに、一番右側の白髪の男性がキャプテン(船長さん)。
なんと、本業は歌手で、船長は副業なのだとか。
そんなの、ありなんですね;
本日のディナー
夕食は、毎回、ちょっと恐縮してしまうほどのフルコース。
メインディッシュは、牛・鶏・ベジタリアン用の3種が用意されている中から一つ。デザートは二種類から一つ選ぶことができるので、毎回オットと示し合わせて、違うものをオーダーしました。
海外の人向けに作られているせいか、とにかく量がボリューミー。
普段の生活で、毎晩こんなのを食べていたら確実に太るんでしょうが、少なくともクルージング期間中は、毎日山登りレベルの運動をすることになるのだと考えれば罪悪感もありませんw
とにかく食べて、そしてすぐに倒れるように就寝です。
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