【ガラパゴス旅行記】2日目　リクガメ夫婦赤道をまたぐ

【二日目】1/31 Fri.
9:30- 朝食@ホテル
9:55- キト市内観光
　・独立広場
　・サンフランシスコ寺院
　・昼食@エルクレーター
　・赤道記念碑
　・キト市内でショッピング
19:00- 夕食@ホテル隣のレストラン

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2日目の朝食はホテルの食堂でビュッフェ。

ご覧のとおり、野菜がいっさいありませんが、これは別にツマが野菜嫌いなのではなく、そもそもサラダが用意されていなかったため。エクアドルの食事では、あまりサラダを食べない代わりに、フルーツを食べるそうです。

昨日ホテルに着いたのが夜中の2:30。まったく寝足りない気分でしたが、食欲旺盛なツマはこのお皿3枚分は食べました。ビュッフェ形式になると張り切ってしまうのはなぜでしょう…。

おなかを満たしたら、ホテル前で待っていた貸し切りバスに乗って市内へ出発！

エクアドルの首都キト市内観光！

バスの中で、初めてツアーのメンバーとまともに顔を合わせました。

日本人の添乗員さん1名と、7名のツアー参加者、そしてオット＆ツマ。この10名は常に一緒。

この日は、現地に住むモニカ（日本語は話せない）がガイドとして付いてくれて、11名での市内観光です。

独立記念広場

キトの旧市街は世界遺産に登録されています。まずは独立記念広場へ。

広場（南）

広場（西側）

広場（北側）

広場の中心には、スペインからの独立宣言に携わった英雄をたたえる記念碑が建てられています。

ライオンはスペインの象徴なのだそうです。

広場の西側には大統領府。

衛兵さんと記念写真。おどけていたら、衛兵さんにチラ見されてしまいました。

広場の南側には大聖堂（ラ・カテドラル）。

教会通りをビクビク移動

そこからは徒歩で旧市街の大通りを移動。

12月にグアヤキルであった日本人夫婦銃撃事件のことが頭にあるので、昼間とはいえ、見慣れない顔立ちの現地の方たちに珍しそうに見られていると、ちょっとビクビクしてしまいます。

この大通りは、あちこちに大きな教会があるので「教会通り」と呼ばれているそうです。

途中で立ち寄ったラ・カンパーニャ教会は、外観からは想像できないけど内装が金・金・金！！！　京都にある金閣寺の逆バージョンですね。すべてが黄金で光り輝いていて、ちょっとクラクラしました。

サン・フランシスコ寺院

教会通りをすぎると、大広場が見えてきます。

はるかかなたにパネージョの丘の聖母像が見えます。近くで見てみたかったなぁ…。

大広場の奥には、ひときわ大きなサン・フランシスコ寺院が、両手を広げるように建っています。

サン・フランシスコ寺院は「ロ」の字型の建物。

中庭は、まるで物語の中に出てくるお城の庭のようで、とってもロマンチックです。

二階の回廊から見た中庭。

この後、寺院で行われているミサを見学してから、大広場に出ていた市場を見学。

この市場っていうのが、いわゆる「バッタモノ」満載の市場で…。

ナイキのマークのはいったシューズにデカデカと「Adidas」って書いてあったりして、軽い高山病にかかってテンションが下がっていたオットも（キトは標高標高2850m！）大爆笑でした。

エル・クレーターでエクアドル料理を食す

ランチは、エル・クレーターというエクアドル料理のレストランで。

なんでも、エクアドルの「食べログ」的なサイトで、上位に入っているレストランなのだとか。霧の立ち込める外観は、不思議空間への入口のようです。

店内の窓からは、店名の由来にもなったクレーターが見下ろせます。草に覆われているので、何の変哲もない谷のようにも見えますが、隕石が落下した跡なのだそうです。

・ブルーベリージュース

・ジャガイモのスープと、アボカドの前菜

・エンパナーダ

・メインディッシュ

・デザート

エンパナーダは、とうもろこし粉（？）で、なにかモサモサした炭水化物を包んだ料理。

インド料理のサモサのような感じで、すごくおなかに溜まりました。これが主食じゃないなんて…。

メインディッシュは、シンプルなようで難解。

手前の焼いたバナナが、バナナなのにちっとも甘くなかったり。真ん中のトウモロコシの粒が、ちょっとありえない大きさだったり。左端の豚肉のグリルは、これでもかってくらい火を通してあったり…。

全体的に、なじみのない味。さっぱりとした薄味で「うえっ、まずい！」というものは一つもありませんでしたが…なんだか不思議な後味でした。

赤道記念碑でだまされる

さて。ランチの後は、キト市内観光で一番楽しみにしていた、赤道記念碑のある公園へ。

「エクアドル」というのは「赤道」という意味。

その名の通り、赤道上に位置しています。

その赤道が通っているのが…ココ！！

オットが北半球、ツマは南半球に立っています！

感動！！！

公園の中央には記念碑が立っていて、エレベーターで展望台へ上ることができます。

正面（南側）

左側（東側）

さらに左側（北側）

正面には、子午線調査団のメンバーの胸像が並んでいます。

展望台からの下りは、記念碑内が民族資料館になっているので、エクアドルの先住民の文化・風俗を学びながら自力で下ります。

その後は自由時間だったので、公園内の教会（赤道をはさんで式を挙げられる）に入ったり、郵便局に行って切手を買ったり。

この切手がめちゃくちゃカッコいいんです！

ロンサム・ジョージの切手はツマの宝物です！

この後は、フェアトレードショップでチョコレートやドライフルーツをおやつに買って、ホテルへ。

ところが、ホテルへの帰りのバスの中で、添乗員さんから驚きの発表が。

「実は、あの公園の赤道のラインは、実際の赤道からずれています」

なにぃぃぃっ！？！？！？

ちょー笑顔で写真撮っちゃったよ！？

どうも、赤道記念碑が建った当時はあそこが赤道だとされていたのですが、GPSの発達などで精密に測れるようになると、ずれていることが発覚したのだとか…。

だまされた…。

有閑マダムたちとディナー

ただの夕食でも「ディナー」って言うと、ちょっとゴージャスな気がしますねｗ

今日のディナーは、ホテルの隣にあるレストラン。

暗くなるとホテルの外を移動するのは危険だから、という配慮のようです。

観光中はほとんど危険を感じませんでしたが、ホテルやレストランの入口に警備員さんが立っているのを見ると、やっぱり物騒な場所に来たんだなぁと感じます。

・ツマのメインディッシュ（お魚）

・オットのメインディッシュ（お肉）

・オニオンスープ
・デザート

観光中は、それぞれが写真撮影したり、あちこちを見学したりと、なかなかゆっくり話すこともなかったので、この食事の時間はツアー参加者とゆっくり交流できる貴重な時間。

今回の参加者は、オット＆ツマを除けば、一人を除いてすべて50～60代のマダムでした。

ほとんどの方が、お仕事でお忙しい旦那様をおいて、もう何カ国も回っていらっしゃるツワモノ。どこの国の料理が一番おいしかったとか、どこの国の景色は死ぬまでに一度は見に行ったほうがいいとか、お話の内容のスケールがデカすぎて、初めて海外旅行するツマはただただビックリ…。

世の中には、すごい有閑マダムたちがいらっしゃるんですね。ドラマの中の世界のようです。

ちなみに、例外の一人は、マダムの娘さん。

母娘でガラパゴスに行くなんてステキです。

意図せず、海外旅行についての情報収集をした後は、部屋で荷造り。

いよいよ明日はガラパゴスへ出発です！！！

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