野草ビュッフェに出かけよう！

4/4に、近所にピクニックに出かけました。

参加者はリクガメ夫婦、アルダブラゾウガメのこころ＆野分、ケヅメの猫の、2人と3匹です。

気持ちのいいお花見の時期。

桜の見える場所に陣取りたかったけど、そういう場所は人目が多いので、騒ぎになるのも嫌で、結局桜からはだいぶ通い河原にシートを設置。

ちなみに、ここまでは車で5分の距離。

奥に見える水色のプラスチックケース（プラ舟）1個に、それぞれカメ1匹を入れて、車のトランクに積んできました。こういうときハッチバックは、車のシートからトランク部分を覗き込めるので、カメたちの様子を伺いやすく安心です。

ちなみに、うちのカメたちは、車に乗せるとすぐにおしっこをしてしまいます。

慣れない環境に緊張するんでしょうね。

見た目に反して繊細です。

さて、人間にとってはピクニックでも、カメたちにとっては「野草ビュッフェ」です。

普段は、もらっただけのゴハンを食べることしかできませんが、今日は朝ゴハンを済ませた状態で、好きなだけ野草を食べることができます。

そうしてエサ代を浮かせよう、というのが、ピクニックの狙いでもあります。

河原に出すと、みんな最初の数秒は、興奮から思い思いの方向に走り出します。

物怖じしない猫は、さっそく食べまくり。

2枚目の写真では、めいっぱい口を開けて、白目をむいて食べています。

そんなに飢えているはずはないのですが…(;´д`)ゞ

もともとビビリの野分は、この通り。

首を引っ込めたまま、固まっています。

環境に慣れるのに時間がかかるコなのです。

ツマも人見知りだから、彼女の気持ちはよくわかります。

一方のこころは、固まっていると見せかけて…

ちゃっかり食べています。

大きさに反して地味な食べっぷりですが、本人が楽しんでくれているのなら何よりです。

ただ、一心不乱に食べ続ける猫に反して、こころはある程度お腹が満たされると散歩に出かけて行きました。

河原の急な傾斜をものともせず、太くて短い足で、力強く登っていきます。

なんだか野生のゾウガメみたい。

そんなカメたちを見守っていると、背後で激しい水音が。

「なになに…？？？」

「あっ…！！！」

なんと、川の浅瀬で、鯉が座礁していました。

こんなことって、あるんですね…。

その後、しばらくバタついた鯉ですが、なんとか無事に水中に戻って行きました。

カメたちを見守ったり、振り返って鯉を見守ったり。

気の休まらないピクニックでしたが、それぞれ楽しくすごしたのでよしとしましょう。

また来ようね！

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