しちみちゃんが、しちみ君だった件
2015/09/18
※6/29修正
しちみのオシリの穴の写真を差し替えました。
○を付ける場所を間違えていました。すみません。
金曜日に、しちみと病院に行きました。
理由は、ウンチに寄生虫がいたから。
ちょっと前から、白い粒々したものが排泄されていることには気付いていたんですが、ググッても似たような症状・画像は見られず。
その白い粒々したものが動いているのに気付いたのは、つい最近のこと。
「虫!? オット、これ虫だよ!!!」
と、ツマは血の気が引きましたが、オットは「あらー」とのんきな反応。
なんでも、以前飼っていたリクガメにも虫がいたことがあったらしく、オットにとって虫は珍しくもないそうで。いつもお世話になっているカメ屋さんのおっちゃんに相談しても「あぁ、きっと線虫ですよ。薬飲んだら治ります」と、似たような反応。
そうは言っても心配です。
実家にいた頃にハムスターやセキセイインコを飼っていましたが、みんな病気にかかることもなかったので、動物病院に行くのは初めての経験。
爬虫類の病院の先生というと、以前テレビ番組『どうぶつ奇想天外!』で見た千石先生のイメージですが、どんな先生が診てくださるんでしょうか。
ドキドキする私を横目に、ハンドルをにぎるのはしちみです。
冗談です。
本当はプラスチックケースに入れて連れて行く予定だったのですが、ケースの中があまり好きじゃなさそうだったし、片道1時間半ほどの長い道のりだったので心配だったのもあって、助手席で膝に乗せていきました。
しちみは、たまに肩にのぼって、車窓に広がる秋葉原の町並みや、東大の赤門を、めずらしそうに眺めていました。
今回お世話になったのは、御茶ノ水にあるレプタイルクリニック。
レプタイルクリニック
http://reptile-clinic.com/
以前、漱石を、定期健診で連れて行っていたという、爬虫類専門の動物病院です。
病院に入る前に、しちみはプラスチックケースへ。
病院内は、歯医者さんみたいな雰囲気。
受付で問診表のようなものをいただき、ペットの種類、名前、性別、いつ飼い始めたのかなどを書き込んで、待つこと数分。
名前を呼ばれて診察室に入ります。
はたしてどんな先生なのか…。
印象としては「千石先生」っていうより「さかなクン」でした。
優しそうな先生で、しちみのおとなしさに始終感心しながら診てくださいました。
先生「いや~、落ち着いてるな~」
オット「みんな、こんな感じなんじゃないんですか?」
先生「いやいや、大きくなったら落ち着いてくることは多いですけど、このサイズでこんなにおとなしいコは、そうそういないですよ~」
その後も「きみ、本当に落ち着いてるなぁ~」と話しかけながら、あちこち触診。
そしてサラリと一言。
「このコ、オスですね」
「「え~~~っ!!!」」
先生「ほら、この尾の付け根もボコっとしてるし、そけい孔のボツボツも立派だし」
オット「ペットショップでは、オシリの穴に棒を入れて、飼う前に確認してもらったんですけど…」
先生「ああ、あれ、あんまりアテにならないですよ~」
ばっさり言い切る先生。
オットと私は顔を見合わせましたが、正直「やっぱりな」という感じでした。
ペットショップでも、メスとして売られている他の個体に比べてヒラヒラが立派だったし、時々オレンジ色がかった尿酸を出していたし。「これ、オスなんじゃないの~???」って言ってたんですよね。
オット「オスってことは、発情期になったら凶暴化するんですよね…(ドキドキ)」
先生「そういうコもいるけど、このコそんなに暴れないんじゃないかな」
オット「でも、でかくなりますよね…(ドキドキ)」
先生「どうだろ。ここに角があるコって、大抵そんなに大きくならないですけどね~」
オスメスの見分け方や、体から推定できることって、いろいろあるんですね。
勉強になります。
そこで、ふと、気付いた私。
(でも、じゃ、最近習慣になっていたしちみとの朝風呂は、女湯じゃなくて混浴だったってことじゃん!!)
なんかショック…。
私のショックをよそに、検便の結果、蟯虫(ギョウチュウ)が見つかりました。
また、例の虫は条虫の条虫結節だったことが判明。
※条虫についての参考サイト
http://iguana.jp/service/family/medical/cestode/index.shtml
お腹の中に2種類も寄生虫がいたなんて、さぞかし気持ち悪かったことでしょう(自覚があったなら)。
条虫は、イグアナの寄生虫としてはめずらしく、昆虫などを媒介として感染するのだそうです。
エサとして昆虫をあげたことはないので、おそらく飼う前に、輸入前の生息地で昆虫を食べてしまったのでしょう、とのことでした。
また、くる病じゃないかと思っていたこぶは、おそらく骨折じゃないかとのことでした。
※しちみのくる病疑惑
しちみとおでかけ
「指に関しては、細すぎて治療も難しいし、放っておいても大丈夫ですよ」
また、ばっさり言い切る先生。
そんなもん…なんですね…。
15分ほどの診察の後、お薬を4回分(2週間に1回与える粉薬)処方してもらって帰宅。
帰りの車では、しちみがオスだった話題でもちきりです。
おとなしいしちみは、私の膝の上でちょっと眠たい様子。
お疲れ様です。
それにしても…。
明日の朝風呂はどうしようかなぁ…。
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